私のFXの投資戦略はスワップ派で、レバレッジ3〜5倍を目安にやってます。
今日はFXのリスク・リターン設計についてです。
<まめ知識>-------------------------------------
スワップ派:各通貨間の金利差益を狙うFX投資法
スイング派:各通貨間の為替差益を狙うFX投資法
スワップ派は一般に時間を掛けないのんびりした
投資になります。今の日本の超低金利時代におい
ては、有利な投資方法かと思います。
-------------------------------------------------
自分のポートフォリオと各通貨ペアのリスク・リターン分布図を示します。

横軸:年間の変動率(年間リスク)
縦軸:スワップ金利率(年間リターン)
過去5年間のデータを元に計算したものです。
(なお、このグラフは仲良くして頂いているFX投資家はやぶささんの
ツールを使わせて頂いて作成したものです)
はやぶさ流FX!スワップ金利運用の極意とFX分析ツール
このFX分析ツールは、主要な3つの機能からなっています。
1.通貨ペア間の相関係数算出
2.ヒストグラム
3.リスク・リターンの算出
上のグラフは3.リスク・リターン算出機能を使って作成したグラフで、
赤い点(ALLJPY)が私自身のFXポートフォリオです。
このグラフから、
例えば人気の通貨ペアNZD円はリターンは8%弱あるものの、
年間変動リスクも10%弱と非常に大きいため、
ハイリスク・ハイリターン通貨ペアであることが分かります。
私のポートフォリオは、
年間リスク: 3.605%
年間リターン: 4.962%
リターン/リスク比:1.377
です。
リターン/リスク比が大きいほど、リスクに対するリターンが大きく、
良いポートフォリオであることは直感的に分かります。
このグラフの見方を上手に理解することがFXスワップ派の
ポートフォリオ設計にとって非常に重要です。
簡単な例を挙げて理解を深めていきましょう。
疑問1:
ポートフォリオA: リスク 4%、リターン 5%
ポートフォリオB: リスク 8%、リターン10%
の2つのポートフォリオの違いって何なのか?
考察:
まず、ポートフォリオA,Bともに「リターン/リスク比」は
1.25と同じになります。では何が違うのでしょうか?
例として、100万円の元手をFXにつぎ込んで、
A、Bのポートフォリオを組むケースによって、
A、Bの違いを考えます。
ポートフォリオA:
100万円でレバレッジ1倍
→ 年間リスク4万円、年間リターン5万円
つまり、1年後の予測は105万±4万
100万円でレバレッジ2倍
→ 年間リスク8万円、年間リターン10万円
つまり、1年後の予測は110万±8万
ポートフォリオB:
100万円でレバレッジ1倍
→ 年間リスク8万円、年間リターン10万円
つまり、1年後の予測は110万±8万
100万円でレバレッジ2倍
→ 年間リスク16万円、年間リターン20万円
つまり、1年後の予測は120万±16万
つまり、レバレッジが自由に設定できるFXにおいては、
レバレッジ2倍のポートフォリオAと
レバレッジ1倍のポートフォリオBは
まったく同じリスク・リターン設計である
といえます。
結論1: ---------------------------------------------
「リターン/リスク比」が同じであれば、
レバレッジを調整することで、同じリスク・リターン設計が実現できる
ことが分かりました。
(レバレッジが小さく済む方が精神的に楽という違いはあるものの)
結果として、このグラフの見るべきポイントは
「リターン/リスク比」のみになります。
直感的な説明でいうと、
原点から各点へ引いた直線の傾きだけがポイントです。
傾きが大きいものが「良いポートフォリオ」です。
---------------------------------------------------------------
では、「リターン/リスク比」の大きい「良いポートフォリオ」だと何がよいのか?
を次に書きます。
疑問2:
「リターン/リスク比」の大きい「良いポートフォリオ」
だと何がよいのか?
まず、NZD円の時系列グラフ(リターン/リスク比:0.783)を見て下さい。

もう一つ、私のポートフォリオの時系列グラフ(リターン/リスク比:1.377)を見て下さい。
(この2種類のグラフもはやぶささんFX分析ツールの3.の機能で作成したものです)

NZD円は同じ5年間の変動で見ると、
73±18円なので、最大で±25%程度の変動になります。
一方、私のポートフォリオは5年間の変動で見ても、
最大で±6%程度の変動で収まっています。
結論をいいます。
5年間の最大変動から許容レバレッジを考えたとき、
リターン/リスク比の小さいNZD円だと100/25=4倍の
レバレッジのポートフォリオが目一杯です。
これは、リターン8%×レバレッジ4=32%の年間リターンに相当します。
一方、
リターン/リスク比の大きい私のポートフォリオは
100/6=16倍のレバレッジのポートフォリオが組めます。
これは、リターン5%×レバレッジ16=80%の年間リターンに相当します。
安全のため半分のリスクに抑えるとして、
レバレッジ8倍にしたとしても、40%の年間リターンですので、
2年で元本が回収できる計算です。
結論2:-----------------------------------------------
通貨分散によりリターン/リスク比を上げて、
さらにリスクに応じてレバレッジを調整することで、
単一通貨ペアだけを持つ場合に比べて、格段に
ポートフォリオの期待リターンを上げることができる。
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本当は仕込み時期に関する考え方の話はまた別の議論としてありますが、
簡単に、スワップ派の私のポートフォリオ設計手法の紹介でした。
はやぶさ流FX!スワップ金利運用の極意とFX分析ツール
今回の記事を書くのに使った分析ツール使用権とはやぶささんのレポートが
セットで好評販売中です。正直かなり便利ですのでお試しあれ。
私のFXメイン口座はセン短です。決済無しで現金化/高い信頼性がスワップ派にぴったり。



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スワップ派のFX投資戦略 〜 リスク・リターン設計 / 海外投資 FX編
今日はFXのリスク・リターン設計についてです。
<まめ知識>-------------------------------------
スワップ派:各通貨間の金利差益を狙うFX投資法
スイング派:各通貨間の為替差益を狙うFX投資法
スワップ派は一般に時間を掛けないのんびりした
投資になります。今の日本の超低金利時代におい
ては、有利な投資方法かと思います。
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自分のポートフォリオと各通貨ペアのリスク・リターン分布図を示します。

横軸:年間の変動率(年間リスク)
縦軸:スワップ金利率(年間リターン)
過去5年間のデータを元に計算したものです。
(なお、このグラフは仲良くして頂いているFX投資家はやぶささんの
ツールを使わせて頂いて作成したものです)
はやぶさ流FX!スワップ金利運用の極意とFX分析ツール
このFX分析ツールは、主要な3つの機能からなっています。
1.通貨ペア間の相関係数算出
2.ヒストグラム
3.リスク・リターンの算出
上のグラフは3.リスク・リターン算出機能を使って作成したグラフで、
赤い点(ALLJPY)が私自身のFXポートフォリオです。
このグラフから、
例えば人気の通貨ペアNZD円はリターンは8%弱あるものの、
年間変動リスクも10%弱と非常に大きいため、
ハイリスク・ハイリターン通貨ペアであることが分かります。
私のポートフォリオは、
年間リスク: 3.605%
年間リターン: 4.962%
リターン/リスク比:1.377
です。
リターン/リスク比が大きいほど、リスクに対するリターンが大きく、
良いポートフォリオであることは直感的に分かります。
このグラフの見方を上手に理解することがFXスワップ派の
ポートフォリオ設計にとって非常に重要です。
簡単な例を挙げて理解を深めていきましょう。
疑問1:
ポートフォリオA: リスク 4%、リターン 5%
ポートフォリオB: リスク 8%、リターン10%
の2つのポートフォリオの違いって何なのか?
考察:
まず、ポートフォリオA,Bともに「リターン/リスク比」は
1.25と同じになります。では何が違うのでしょうか?
例として、100万円の元手をFXにつぎ込んで、
A、Bのポートフォリオを組むケースによって、
A、Bの違いを考えます。
ポートフォリオA:
100万円でレバレッジ1倍
→ 年間リスク4万円、年間リターン5万円
つまり、1年後の予測は105万±4万
100万円でレバレッジ2倍
→ 年間リスク8万円、年間リターン10万円
つまり、1年後の予測は110万±8万
ポートフォリオB:
100万円でレバレッジ1倍
→ 年間リスク8万円、年間リターン10万円
つまり、1年後の予測は110万±8万
100万円でレバレッジ2倍
→ 年間リスク16万円、年間リターン20万円
つまり、1年後の予測は120万±16万
つまり、レバレッジが自由に設定できるFXにおいては、
レバレッジ2倍のポートフォリオAと
レバレッジ1倍のポートフォリオBは
まったく同じリスク・リターン設計である
といえます。
結論1: ---------------------------------------------
「リターン/リスク比」が同じであれば、
レバレッジを調整することで、同じリスク・リターン設計が実現できる
ことが分かりました。
(レバレッジが小さく済む方が精神的に楽という違いはあるものの)
結果として、このグラフの見るべきポイントは
「リターン/リスク比」のみになります。
直感的な説明でいうと、
原点から各点へ引いた直線の傾きだけがポイントです。
傾きが大きいものが「良いポートフォリオ」です。
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では、「リターン/リスク比」の大きい「良いポートフォリオ」だと何がよいのか?
を次に書きます。
疑問2:
「リターン/リスク比」の大きい「良いポートフォリオ」
だと何がよいのか?
まず、NZD円の時系列グラフ(リターン/リスク比:0.783)を見て下さい。

もう一つ、私のポートフォリオの時系列グラフ(リターン/リスク比:1.377)を見て下さい。
(この2種類のグラフもはやぶささんFX分析ツールの3.の機能で作成したものです)

NZD円は同じ5年間の変動で見ると、
73±18円なので、最大で±25%程度の変動になります。
一方、私のポートフォリオは5年間の変動で見ても、
最大で±6%程度の変動で収まっています。
結論をいいます。
5年間の最大変動から許容レバレッジを考えたとき、
リターン/リスク比の小さいNZD円だと100/25=4倍の
レバレッジのポートフォリオが目一杯です。
これは、リターン8%×レバレッジ4=32%の年間リターンに相当します。
一方、
リターン/リスク比の大きい私のポートフォリオは
100/6=16倍のレバレッジのポートフォリオが組めます。
これは、リターン5%×レバレッジ16=80%の年間リターンに相当します。
安全のため半分のリスクに抑えるとして、
レバレッジ8倍にしたとしても、40%の年間リターンですので、
2年で元本が回収できる計算です。
結論2:-----------------------------------------------
通貨分散によりリターン/リスク比を上げて、
さらにリスクに応じてレバレッジを調整することで、
単一通貨ペアだけを持つ場合に比べて、格段に
ポートフォリオの期待リターンを上げることができる。
--------------------------------------------------------
本当は仕込み時期に関する考え方の話はまた別の議論としてありますが、
簡単に、スワップ派の私のポートフォリオ設計手法の紹介でした。
はやぶさ流FX!スワップ金利運用の極意とFX分析ツール
今回の記事を書くのに使った分析ツール使用権とはやぶささんのレポートが
セットで好評販売中です。正直かなり便利ですのでお試しあれ。
私のFXメイン口座はセン短です。決済無しで現金化/高い信頼性がスワップ派にぴったり。

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スワップ派のFX投資戦略 〜 リスク・リターン設計 / 海外投資 FX編
この記事へのコメント
(質問1)
最適ポートフォリオ(リターン/リスク比率 大きい)は、どのように求めるのですか?
手動で すべての通貨を手で入力するのですか?
(質問2)最適ポートフォリオは時間の経過によって、変化していくと思います。
ポートフォリオの通貨の入れ替えが適時必要になるかと思われますが、どのような判断基準(タイミング、材料)で実施しますか?
上記(1)、(2)について、はやぶ様のツールにおいて、何か有用なツールが入っておりますか?
最適ポートフォリオ(リターン/リスク比率 大きい)は、どのように求めるのですか?
手動で すべての通貨を手で入力するのですか?
(質問2)最適ポートフォリオは時間の経過によって、変化していくと思います。
ポートフォリオの通貨の入れ替えが適時必要になるかと思われますが、どのような判断基準(タイミング、材料)で実施しますか?
上記(1)、(2)について、はやぶ様のツールにおいて、何か有用なツールが入っておりますか?
質問有難うございます。
返事が遅れましたが回答差し上げます!
(質問1)
最適ポートフォリオ(リターン/リスク比率 大きい)は、どのように求めるのですか?
手動で すべての通貨を手で入力するのですか?
<回答>
【リスクについて】
リスクを下げるには自分で手入力することなしに、
はやぶささんツールで各通貨間の相関を見れば、打ち消しあう傾向が強い
通貨ペアを探すことができます。
もし自分のポートフォリオのリスク・リターンを計算したければ、
一番簡単な方法としては、はやぶささんのレポートを買って、
一緒についてくる分析ツール(Webソフト)を使って
計算することです。私もはやぶさツールを使って、
グラフプロットしました。
自分で計算するには、エクセルなりのソフトで
「時間軸であらわした過去の変動プロファイル」を
自分のポートフォリオの比率で各通貨ごとに足し合わせてから、
標準偏差を計算するので、結構手間です。
【リターンについて】
これは各通貨のリターンを比率で足して平均化すれば
手計算でできますよ。
ということで、ちゃんと分析したければ、
はやぶさツールが一番の近道です。
(質問2)最適ポートフォリオは時間の経過によって、変化していくと思います。
ポートフォリオの通貨の入れ替えが適時必要になるかと思われますが、どのような判断基準(タイミング、材料)で実施しますか?
<回答>
これは議論のあるところだと思いますが、
私の意見としては、半年に1度程度見直しすれば
対手数料や手間などの観点から十分かと
思っています。
はやぶさツールは手抜きスワップ派には
痒い所に手が届きまくりのツールです。
返事が遅れましたが回答差し上げます!
(質問1)
最適ポートフォリオ(リターン/リスク比率 大きい)は、どのように求めるのですか?
手動で すべての通貨を手で入力するのですか?
<回答>
【リスクについて】
リスクを下げるには自分で手入力することなしに、
はやぶささんツールで各通貨間の相関を見れば、打ち消しあう傾向が強い
通貨ペアを探すことができます。
もし自分のポートフォリオのリスク・リターンを計算したければ、
一番簡単な方法としては、はやぶささんのレポートを買って、
一緒についてくる分析ツール(Webソフト)を使って
計算することです。私もはやぶさツールを使って、
グラフプロットしました。
自分で計算するには、エクセルなりのソフトで
「時間軸であらわした過去の変動プロファイル」を
自分のポートフォリオの比率で各通貨ごとに足し合わせてから、
標準偏差を計算するので、結構手間です。
【リターンについて】
これは各通貨のリターンを比率で足して平均化すれば
手計算でできますよ。
ということで、ちゃんと分析したければ、
はやぶさツールが一番の近道です。
(質問2)最適ポートフォリオは時間の経過によって、変化していくと思います。
ポートフォリオの通貨の入れ替えが適時必要になるかと思われますが、どのような判断基準(タイミング、材料)で実施しますか?
<回答>
これは議論のあるところだと思いますが、
私の意見としては、半年に1度程度見直しすれば
対手数料や手間などの観点から十分かと
思っています。
はやぶさツールは手抜きスワップ派には
痒い所に手が届きまくりのツールです。
2007/07/04(水) 22:23 | URL | #-[ 編集]
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